皆様、あけましておめでとうございます。
昨年は多くの方のお力をお借りし旗揚げ公演の幕を下ろすことができました。
誠にありがとうございました。
劇団員より新年のご挨拶をさせていただきます。
【境 千尋】
【あおさぎ りょう】
あけましておめでとうございます。
令和も3年です。早いですね。
暗いニュースばかり印象に残ってしまうご時世ですが、へこたれず、自分の笑顔、周りの人たちの笑顔を大切にしていきたいと思います。
行き当たりばったり、と言えば聞こえは良くないものの、私はそういう生き方が嫌いではありません。舞い込んできた予期せぬ事象や感情は、次いつ出会えるか分からない。やるかやらないかの選択肢が生まれた時、私はいつでも直感的かつ楽観的に「やる」を選んできました。今を充実させることに情熱を燃やし、燃え尽きたりもしました。思い描いた場所へ向かう道のりより足元の小石の方が大事でしたし、それによって辿り着く場所が変わっても良い、むしろ気に入った小石を拾い集めながら変わりゆく景色を楽しめば良いと。
しかし昨年の禍の中、私はどん詰まりました。目の前には暗い景色が広がるばかりで、歩くのが億劫になりました。前に進めないと感じたとき、私の中に確かな危機感がありました。見える範囲だけに囚われてはいけない。先が見通せない時こそ、先を見ようとしなければ。そんな気がしました。
2021年。今を大事にしながら、少し遠くへも視線を向けてみる。転がる小石を拾うも蹴飛ばすも自分の意志で。やりたいことへとことん向き合う。今年はこの意気込みで始めてみようと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
芝居処 華ヨタ あおさぎりょう
【矢野 渡来偉】
新年明けましておめでとうございます。昨年も大変お世話になりました。
年明け、令和も3年目。おろしたてのパンツを履いた時のような清々しい気分です。
つい先日、コンビニ行こうと外に出たらちっちゃな雪が舞っていました。今年の年末年始は寒いですね。コンビニのレジはよく顔を見る店員さんだったのに会計の最後に「良いお年を!」って言いそびれました。なんかちょっと悔しかったです。
世界を巻き込む渦の中、去年一年を健康で生き抜けたことを今はひとまづ安心してます。そんな昨年一年の中で僕が気づいたことをまとめると、主に三つ。
・悩み事は髪の毛を切れば結構スッキリする。
・晩御飯はあんまり食べないほうが、なんだか体調がいい。
・環境のせいできないことは案外少ない。
僕は回転ずしに行った時、注文するのが苦手です。
だって黙っててもネタは流れ来るし、食べたいネタもいつか食える。まあ、これはあくまでも回転ずしの話で、現実はそうもいかないみたいです。
回ってくるチャンスが少なくなっていた昨年、それでも待っていた僕はやりたいことをやりきれなかった。声をあげて行動する勇気がなかった。だからって出来たかと言われればそうじゃなかったかもしれない、でも少なくとも納得できたかなと思います。自分で自分を誇れる一年には及ばなかったと感じています。
今年の目標は勇気と遊び心を持って過ごすこと。そうすれば今年の年末はきっとコンビニの店員さんに「良いお年を!」って言えると思います。
年が変わってもまだまだ気を緩めるには早そうです。皆様もどうぞお体にはお気をつけ付けください。今後とも芝居処華ヨタをどうぞご贔屓に。
芝居処 華ヨタ 矢野渡来偉
【せいじゅ】
数百年に一度あるかないかみたいな出来事が、現実として起こった2020年。多分、いろんな分野のいろんな人たちが、いろんな事を考え、変化しなければならない時代がきたと思います。
誤解を恐れずにいえば、僕はこういう状況が嫌いではありません。色々な考えが浮かびます。生の公演ができなければ配信すればいいし、対面演技が不可能なら、ネットを繋いでオンライン演技とか、アニメみたいに後撮りアフレコなんかも面白い。そもそも作品を作る上で演劇である必要はあるんだろうか?どうして生の舞台にこだわるんだろう...?
沢山の制約があって、前提条件が覆されていく中、創意工夫によってそれを解決すれば、それまでにはなかったクリエイティブな何かが産まれるのではないかと思います。
そうして産まれた物は多分、昭和や平成には産まれることのなかった、令和に生きる僕たちだけの何かとして、先人にも、後世の人々にも誇れるものになるんじゃないんでしょうか。困難に立ち向かって新たな力を手に入れる僕たちは、物語の主人公みたいでかっこいいです。
もちろん、好きな時に家族や恋人に会えないのは辛いので、一刻も早くこんな状況は過ぎ去ってほしいですけどね!
2020年は、これまでの歴史の中でも稀に見る不遇な年となりました。多分、漫画で言うなら成長前の敗北エピソードです。2021年は、そんな鬱展開を見事突破して、新技を手に入れる自分でありたいと思います。
芝居処 華ヨタ せいじゅ
【村上 優希】
あけましておめでとうございます。
昨年は私たちを取り巻く環境がガラリと変わり、楽しみにしていた出来事が一つ、またひとつと無くなってしまいました。代わりに、来月こそは、3ヶ月後には、とやりたくても出来なかった事がどんどん積もっていった年でもありました。
今年も引き続きなかなか厳しい情勢ではありますが、最大限に注意しつつ、昨年伸ばしに伸ばしたやりたい事を実行できる年にしていきたいなぁ。
今年こそは楽しく笑顔で過ごせる年でありますように。
今年もどうぞ華ヨタをご贔屓に。
よろしくお願いいたします。
芝居処 華ヨタ 村上 優希
【内田 達也】
あけましておめでとうございます。
皆さん昨年は本当にお世話になりました!
そして、こんなこと言うのは良くないのかもしれませんが、お疲れさまでした。
少なくとも僕が生まれてから一度も経験したことないような非常事態だったと思います。
もちろん今も状況としては変わっておらず、油断できない状況ですが、年が変わったということでしっかりとした対策の中で心の休息はとっていきましょう!
昨年、社会が止まっていく様子を見ながら演劇の存在意義について沢山考えました。
マスクをする事が当たり前になってから一年が経とうとしている今、改めて思う事があります。文化的芸術はこういう時の為にある。
昨年3月末の旗揚げ公演の挨拶でも同じことを書きました。
もちろん、世間では芸術やエンターテイメントは心身ともに健康な時にしか意味が無いといった声があるのも知っています。
正直そうだよなって思う節もあります。
でも、ここでやらないのもなんか違うじゃないか!って思っちゃうんです。
演劇の火がうんぬんかんぬんとか、そんな大きなことは言いませんが、やっぱりやりたいなと思うんです。
今年は既に沢山のことを企画しています。感染症対策に気を付けながら皆様と楽しい思い出を共有できるよう精進してまいりますので、本年も宜しくお願いいたします。
芝居処 華ヨタ 内田達也
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